11月も終盤、雨に洗い流されて迎えた新月皆様いかがお過ごしでしょうか。

心と体を育てる金曜日のデイリーメッセージ《健幸養生便》白鳥ともみがお届けします。

 

牡蠣

大きめの岩牡蠣の旬は夏で真牡蠣の旬は12月~2月。岩ガキは細長くて殻薄く真牡蠣は幅広で殻厚めだそうです。

海で生きるものは寒の性質をもつものが多い中で牡蠣の身は温める性質を持っています。とはいえ生食は消化に負担をかけるので控えめに。怠い面倒くさい、フラフラ、よれよれな気血不足の方の助けにもなり、乾燥の季節の潤いも補ってくれ美肌にもよいとされています。あれこれ不足しがちな熟女熟男に嬉しい食材

イライラしやすい、火照り、気分が浮足立って落ち着かず胸がざわざわ、眩暈がするなどには上った気を静める安神作用もあるとされますがこれは殻に含まれる成分で漢方薬に使われています。殻を焼いて砕いてお茶にして飲むとありますがなかなか難しそうです。

最近「亜鉛」を取ろうというような書き込みを見かけることがあります。亜鉛は体内200種類以上の酵素の合成に必須のミネラル成分で細胞の再生などに深く関わると考えられています。成人の一日に必要な量は男性で10~12mg、女性で9~10mgと微量。大きな牡蠣1個分で取れる量。体に生息する栄養素は多々あり、わかっているものひとつで成り立つものではなく小さなものから大きなものまでチーム力で体を養っています。(サプリメントなど)単体で取ることが負担になることもありますので、食べられるうちは口から食物まるごと、ゆっくりよく噛んで頂くのがよいかと思います。

旬の牡蠣でぷりぷり

今日も素敵な金曜日、健やかな1週間をお過ごしください。

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