あなたのカラダに思いやりを。カラダに寄り添う金曜日のデイリーメッセージ、白鳥ともみがお贈りします。

乾燥の季節、乾燥に弱い五臓といえば肺です。先週ご紹介した南京豆に続いて肺を潤すおススメのひと品

杏仁豆腐

杏仁豆腐の材料である杏仁は甜杏仁というバラ科の植物 杏(アンズ)の種子の中の「さね」(仁)を取り出したもの。独特の香りがありますね。
甜杏仁は中国南地域で採れるもので北地域で採れるものは北杏仁・苦杏仁と呼ばれ生薬に使われています。採れる地域でおやつになるものと生薬として使われるものと違いが生じるのも興味深いところです。
杏仁豆腐と言っても杏仁を使っていないものもあるので、内容成分をじっくり見てみてくださいね。

杏仁の効用

帰経:肺、大腸
●空咳、喉のイガイガ、へばりついて出ずらい痰など肺を潤すことで助けとなる。
●硬くて出ずらい便秘、腸を潤し便の排出を助ける。

肺と大腸は表裏関係にあり、肺が乾燥状態ですと大腸も乾燥してしまうことがあります。「風邪を引いたら便秘になってしまった」という経験をされた人もいらっしゃるのではないでしょうか。空咳症状や肌の乾燥などが見られる、ぱさぱさして硬い、スルンと出ない便秘など肺・大腸の乾燥時は便秘によい!とされる食物繊維の摂取は控えめにして潤す食品を取ってみてね。

そろそろ加湿器を使用し始めたわ、寝る時にマスクをして寝ているわと乾燥を感じる季節、外から内から潤っていきましょ。
肺は気を主り、肺の弱まりは全身の不調へと繋がりますので日々の予防対策と不調は早めの対応を心掛けてお過ごしください。

今日も楽しんで生きましょ♪

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