平成31から令和元年、いかがお過ごしでしたでしょうか。
ウラナイ8で健幸養生メッセージを皆様にお届けできたことを感謝して今年最後の健幸養生メッセージ、白鳥ともみがお贈りします。

お酒の効用

年末年始は何かと呑む機会も増えますね。多すぎるお酒は体の中に余分な汚い水分として溜まり、現代医学でいうと中性脂肪とかコレステロールとかがベタベタネチネチとカラダに溜まり、体のスムーズな流れを阻害します。また「酒は百薬の長」ともいい「気を巡らせる」作用があります。ストレスが鬱滞してお腹が張ったり、喉が詰まったりなどといった場合少量のお酒がリラックスの助けになることもあります。

日本酒/温性

体の機能を活性化させるアミノ酸を含み気血の通り道である経絡を温めて気を巡らせ血流を促し体を温めてくれます。寒さによる痛みなどを緩和してくれます。

焼酎/熱性

糖蜜から作られる甲類と芋や穀類から作られる乙類があります(へぇー)乙類は血液をサラサラにする働きが他の酒類よりも高いとされています。果物を漬け込んだものはアルコールによりそれらの成分を吸収さしやすくなります。

甘酒/温性

甘酒をつくる酒粕は気血の通り道である経絡を温め血を巡らせ、気を補います。血行不良による痛みの緩和によいとされます。酒粕で魚や肉を漬け込むと旨味が増し保存にも役立ちます。

ワイン/温性

赤ワインは紫系のブドウの皮・種をまるごと使用して作られるため抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富。イライラする、お腹が張るなど気の鬱滞を緩和してくれます。
白ワインは殺菌作用が赤ワインより優れていると言われています。赤ワイン同様鬱滞した気を巡らせる働きや体を潤したり気持ちを安定する手助けをしてくれます。

ビール/寒性

過度、長期に渡るイライラは熱を生じ仕事の後の一杯が「くぅー」溜まらないという人も少なくないですね。ビールならではシュワッとが鬱積したものを発散させてくれます。寒性ですので寒い冬やお腹の緩い人、消化器の弱っている人は控えめに。

酒は飲んでも呑まれるな、年末年始楽しいお酒でリラックスしてお過ごしください。
2020年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

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