明日は秋分の日。暑さ寒さも彼岸まで。といってもまだ暑い。暑いといってもそよ風は秋風。時は刻んでいる。しっかりと進んでいきましょう。

心と体を育てる金曜日のデイリーメッセージ《健幸養生便》白鳥知美がお届けします。

おはぎ

もち米を小豆餡で包んだおはぎ。昔は米も小豆も貴重な食べ物だったのでしょう、ご先祖様にお供えし近所に分けることで徳を積むことに繋がっていったとか。徳を積むとは互いが互いを思いやることなのでしょうね。

もち米は外界(自分以外)と内界(自分)の境界線であるバリア機能を助けてくれます。
普段から風邪を引きやすい、他人のストレスを自分事のように感じてしまう、人混みにいると気分が悪くなる、なんだかぞわぞわそわそわして肌を出したくないなどバリア機能が弱っているなと感じる方におススメです。
但し風邪を引いている、ウィルス、細菌などの侵入時はNGな食材です。

紅い小豆色は邪気を祓うとされお彼岸にお供えするようになったそうです。
小豆は余分な水をお小水で排出する作用があり、水分摂取過多、冷たいもの・生もの・アルコールなど飲食による余分な水溜まり、お腹でぽちゃぽちゃ水の音、足の浮腫みなどを助けてくれるでしょう。

秋は肺・肌表と関連する金性の季節。乾燥を嫌い潤いを好みその身を守る護衛の役割もしています。残暑から続く湿気を取りつつ、バリア機能を整え、ご先祖様を想い今あることに感謝し移りゆく季節をお過ごしください。

今日も素敵な金曜日、健やかな一週間をお過ごしください。

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