おはようございます。天海玉紀です。
寒さが苦手なウミガメのモアナちゃんは、先週にひきつづき冬季休暇でお休みです。
みがわりたまきがお届けいたします。

さて、前回は近所のゴーストレストランのお話をしました。

ごく普通の居酒屋が「○○専門店」の名称を大量に使って宅配アプリに登録して「ゴーストレストラン」という業態で大盛況にになっていました。宅配アプリや看板に記された「○○専門店」は実在しません。

お店があろうとなかろうと、お客様とすればオーダーしたお料理がちゃんと届いて、ふつうに食べられるなら特にそれで問題ないですよね。そうですよね。そうですよね。だいじなのはお味とお腹です。

でも、でも、でも、わたしはなんかモヤモヤするのです。なんかそれって、いやだなーいやだなーいやだなー。と、わたしの心の中では大声で、リフレインが叫んでいるのです。

とおもったらその居酒屋さん、改め「名ばかり専門店の集合体」は、昨年末にひっそり閉店していました。さよーならー。昨年は普通のお店として通常営業していましたが、宅配特需のようには儲からなくなったのでしょう。経営母体は大手の飲食チェーン会社のようです。さんざん儲かっただろうから、もういいよね。

それではもう一軒、ぜんぜん違うテイストの地元のお店の話をさせてください。飲食店としてはあまりにも細長くて狭い狭いイタリアン立ち飲み屋さん、わたしは好きでした。なんかいいんです。いつもガラガラに空いてました。静かで良かったけど、なくなっちゃうんじゃないかと、ずっとハラハラしていました。

例えばそのころ、金曜の夜にウラナイトナカイで遅い時間まで占いまくって、へとへとで帰ってきて、そーっとそのお店にいくのがとっても好きでした。わたしはお酒に弱いんですが、ちょっとビールとか飲みたくなっちゃうかんじ。

そこがですね、2020年の2月ごろからいきなり大改造して、ケータリング専門のお店に生まれ変わったのです。ちょうどコロナ禍のはじまりと、時期がぴったり重なっています。すごいな。経営者さんの勘が良かったんでしょうね。いつもとっても混んでました。素晴らしい判断でビジネスチャンスをつかんだね、といつも前を通るたびに感心していました。

もともとイタリアンのお店だし、姉妹店では店内で飲食できるし、地域密着型のお店として商店街のお祭りやイベントにも積極的に協力しているようです。地元ローカルの人気店、ですね。(そうなるまではきっと紆余曲折だったはずだけど)現在では、実店舗の存在感とお店の業態がちゃんと一致していて、親しみやすいです。信頼できます。

ひるがえってみれば、占いは飲食業みたいに物理とか距離の制限なく提供できる業種です。テクノロジーに強い人とかでっかい資本があるなら、ゴーストレストランみたいに、時代のニーズに合わせて大規模に展開してがっぽり儲かるチャンス、いろんなところに転がっているのでしょう。それができる人はがんばってー!

幸か不幸か、そういうセンスに恵まれないわたしは、いままでもこれからもたぶん「小さなローカル人気店」ポジション的なところをめざして試行錯誤していくのだろうとおもいます。

ちなみに、これはひとりぼっちではできません。いろんな個性や業態のひとたちと「ゆるいつながり」が必要です。ウラナイ8 も、そういう「ゆるいつながり」のひとつになればいいなーと願っています。

そして、忘れちゃいけない。ここぞ!というときには、思い切って大リニューアルするみたいに、タイミングをよくみて、攻めるときは思い切ってバチっといける胆力と余裕も蓄えておかねばです。

みなさまはどんな路線で行きますか?奇しくもきょうは冥王星が水瓶座入りするそうです。少し長いスパンで未来のビジョン、描いてみたいものですね。

さてさて、「2024年を東西占術で読む」、アーカイブ販売中です。
合言葉は「やってやんよー!」です。

ぜひご一緒に「やってやんよー!」リフレインしてみてくださーい。
なにをどんなふうに「やってやんよー!」なのか?
ばっちりいっしょに予習しておきましょうぞ。「やってやんよー!」

ではまた来週。ハッピーサンデー!

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事