昨年の春から始まったインナーチャイルドカード会マンダラワーク。八卦を季節順に巡り、一年が過ぎました。
最終の艮(ごん)の会で出たカード。
艮(ごん)、終わりにして始まりはワンドのエース。「おもしろそう」「行ってみたい」といった衝動が蝶のようにひらひらと飛び立ちます。このところは世界金融市場に興味があります。蝶の羽ばたきのような些細な動きが、ワンドの8のような大きな炎となるバタフライエフェクト。相場の世界がおもしろいのは、この流れを読もうとして、当たり外れが数字となってはっきりわかるからです。
思惑通り燃え上がったからといって安心していたら、暴落や為替変動という狼がやって来ます。三匹の子豚のカード、いつもは自分を狼に投影するのに、テーマが変わると子豚になるのがインナーチャイルドカードのおもしろさです。
狼と子豚を統合したら、新天地へ。今年は金融をテーマに世界を巡ります。そのうち新しい興味の対象を見つけるのがワンドのエース。同じところをぐるぐる回っているけれど、螺旋階段のように上昇していくのです。
玉紀さんが「1年間を通して見るとおもしろい」と言うので、振り返ってみました。
3月 震 「新大陸発見」 テーマカード/ハートの7
ひたすらガルシア=マルケスの著作を読み返していた時期。雨が降り続けるマコンド村に幽閉されたような状態だけど、心は七つの海を自由にさまよい新大陸を発見。
4月 巽 「海のマジックと陸のリアリズムを行ったり来たり」 テーマカード/ハートの10
コロンビアへの旅が現実化。実際に現地に行けば、書くネタがいっぱい手に入り、お手玉のように自在に扱う。
6月 離 「マコンドの氷」 テーマカード/クリスタルの8
『百年の孤独』の冒頭を連想。何度も読み返してきた小説の舞台への旅を来月に控え、慎重に準備。
長い歳月が過ぎて銃殺隊の前に立つはめになった時、恐らくアウレリャーノ・ブエンディア大佐は、父親に連れられて初めて氷という物を見に行った、遠い日の午後の事を思い出したに違いない。
7月 坤 「解けない魔法」 テーマカード/妖精のゴッドマザー
コロンビアというマジックの国から、リアリズムの日本へ帰国。それでも魔法は続いている。
9月 兌 「コロンビアの言語化」 テーマカード/ソードの10
ネタをいっぱい仕込んできたので、ひたすら書いていく。同じところに戻ってきたけれど自分は変容している。
11月 乾 「DIEプロジェクト」 テーマカード/眠れる森の美女
これまでの体験を自分の中に取り込んで消化する。そう遠くない死を受け入れ、準備する。
12月 坎 「読んで旅して書き続ける」 テーマカード/ワンドの5
大輪の黄色い花。ガルシア=マルケスは執筆に行き詰ると黄色い花をデスクに飾った。彼の自伝『生きて、語り続ける』にちなんで、私は読んで旅して書き続ける。
振り返るとガルシア=マルケスに始まりガルシア=マルケスに終わった一年でした。玉紀さんに「その前はスペイン巡礼ばかりだった」と指摘され、つくづくテーマがないと生きていけないのだと実感しました。今年のテーマは「マーケットを旅する」。宗教(巡礼)、文学、経済と脈絡がないところが、おもしろくて飽きません。
















