年末が近づくたびに、今年こそきちんと大掃除をしようと決意するものの、年の瀬のあわただしさに流され、中途半端に終わりがち。そもそも冬の寒い時期に窓やベランダなどの外回りを掃除するのは苦行ですし、キッチンはクリスマスとお節料理でフル稼働し掃除どころじゃありません。

私が気にするのは、九星気学で今年と来年の本命星が司る方位です。

2020年は七赤金星の年で、2021年は六白金星の年。それぞれの星が司る方位は西と西北。ここの掃除ができていないと運気も乱れます。逆に言えば、西と西北さえ整っていればあとは手抜きしても大丈夫です。

西か西北にベランダがあれば、暖かい日を選んできれいにしておきましょう。枯れた植木鉢は大凶。放置せず、寒さに強い植物を植えるか処分すること。キッチンがあるなら、厄介な換気扇やコンロ回りは早めに掃除しておくのが得策です。西か西北に水回りがあるなら、排水口だけは徹底的にきれいにしてください。よどんだ水が溜まっていると、運気の足を引っ張ります。

「西に黄色で金運アップ」とよく言われますが、西と西北はお金と縁の深い方位です。季節にあてはまると秋から初冬。風水が生まれた古代中国は農耕社会ですから、収穫の秋、そして収穫物を換金し蓄財する初冬が金運を左右すると考えます。西が乱れていると出費がかさみますし、西北が乱れているとお金が貯まりません。

先行きが見えない社会情勢だからこそ、お金の心配は最小限にしたいもの。片付けや掃除をすれば快適に暮らせるだけでなく、金運アップへとつながります。早速今日から着手してみてはどうでしょうか。

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