玉紀さんが占いとの関わり方について図にまとめています。
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占い学校に通っていた頃は、卒業の結果として対面鑑定の占い師になるというゴールが強調されていたように思われますが、この図にあるように占いには多彩な関わり方があります。
Bゾーンの趣味としての占い。
人間の探求や観察、ロジックの考察、歴史や文化についての専門的な研究。友人や仲間ができる、知的満足など。
そうそう、このゾーンが一番楽しい。占い以外に食べていけるルートを持っているという前提ですが。
世の中の人間を占いをキーワードとして二種類に分けるとしたら、「そんな胡散臭いもの!」と決めつけて近寄ろうとしない人と、「おもしろそう」「絶対じゃないけれど当たるかもしれない」という人がいます。前者は前者で合理的な人生を歩めばいいし、一つの見識です。そういう人がいるからこそ、占いという共通言語がある仲間は貴重です。
それでは占いを全く信じない人と仲間になれないかというと、そうでもありません。
再び世の中を二種類の人間に分けるとしたら、話が通じるかどうかも一つの線引きとなります。
似たような環境で育った同年代でもまったく話が通じないこともあれば、国籍も世代も異なるのに話が通じることもあります。
そして、占い関係者だからといって必ず話が通じるわけではないのがおもしろいところ。占いアレルギーはあるけれど、他の分野なら話が通じるという場合もあります。
話が通じないのは「この人とつながっていると得するか」と、まず損得勘定する人。商売だけのつきあいならそれもいいのですが、いかにも仲間のような顔をして近づいてくることが多いのです。本人は上手に隠しているようでいても、ばればれです。
占い業界は誰でも参入できるので、ちょっと危ない話も転がっていますし、占いに限らずネットワークビジネスとかオンラインサインなど、世の中には「仲間」をキーワードにした商売がたくさんあります。
ネットの隠語ではお金をつぎ込む人を「養分」と呼びます。特定の芸能人やゲームが好きで、納得した上で養分になっているのなら立派な趣味ですが、仲間を作ったつもりで実は養分になっているのは悲惨です。もちろん世の中には白黒はっきりつかないグレーゾーンもありますが、自分なりの基準を持っておくほうが安全です。