※ 火曜朝のデイリーメッセージ、甘夏先生の「今日もオシゴト」はしばらく休載につき、特別編成でお届けします。

『当たる占い・当たらない占い』天海玉紀の巻

高校生までは占い大好きでしたが、大人になってからは「占い信じない」派に転向しました。そのため、初めてちゃんと占い師さんにみてもらった体験は、30代になってからです。

有名な手相の先生の鑑定を、いろんなハードルを乗り越えてようやく予約できて、当日にガチガチに緊張して訪問しました。和やかに楽しくいろいろお話ししながら「なーんだ!占い、意外にぜんぜん怖くないな。結構楽しいな♪」とおもっていました。

すると、いきなりその場の空気が変わってですね、「あなたは、35歳で結婚するでしょう」と、いきなり言われたんでした。

手のひらを棒でなぞりながら「よくみて。この大きな星、これがちょうど35才の位置にあります」と解説されつつ、ぎゅっと目を見つめられ、とにかく並々ならぬ迫力だったので、ちょっとびびってしまって「え?あ…はぁ…そ、そうなんですか…」という気の抜けた返事しかできませんでした。

その当時、わたしは33才でした。一般的には結婚がいちばん大きな関心ごとなのかもしれませんが、私は別にどうでもよかった。でも、ここは演技でも「やったぁ!そうなんですか♪たのしみ〜♪」って喜ばなきゃいけないのだろうか…でも高いお金払ってるのに、こちらが占い師にサービスしたって仕方ないしな…とか詮無いことをぐるぐる考えつつ、なんだかノリが悪くて盛り上がらない客でごめんなさい、でした。

でも占い師さんもちゃんとこちらに合わせて、そのあとの話題はまた結婚ネタでなく仕事ネタの方に話を戻してくれたので、たいへん楽しく思い出深い本格的な対面鑑定の初体験になりました。

さて。結局のところ、わたしは35才どころかいちども結婚してません。出来事だけ考えればその占いは外れです。でも、もし33才のわたしが結婚を望んでいて「よし!2年後にはご成婚だな♪頑張ろう!」と目標に向かって婚活行動を起こしていたなら、その予言は現実化した可能性も大いにあったのかもしれませんし「あの時の先生の占いのおかげで、無事に35才で結婚できました!」と改めて報告に行ったのかもしれません。きっとそういう占いのケースは、世の中にきっとたくさんあるでしょう。

ちなみにわたしの35才(2006年)はとにかく次から次へと大動乱の年でした。よくぞ生き抜けた!と改めて思い出しても不思議なくらいです。あのときの占いを「35才の位置に大きな星がある→人生の大きな転機になる」と広く解釈しなおすなら、大当たりです。あとからみると、20年にわたる「こりゃ大変だ…」という大運の終わり際がこの年でした。

あまりにも35才の年が大変だったので「これはやっぱり人智を絶する不思議なことってあるな」とすっぱり認めて、わたしは翌年36才から本格的に占いの勉強にのめりこむようになりました。いまの私が読むならその年周りが「ここからはようやく楽しくなりますよ!40才からはもっと楽しくなりますよ」という大運に変わったタイミングです。

さっそくその2007年の秋に、松村潔先生の公開鑑定のサンプルに応募したら運良く採用してもらえて、千駄ヶ谷の事務所でたくさんの参加者さんの前で読んでもらいました。そのときの記録メモが出てきたので貼っておきます。(占いの勉強では、記録→検証はとっても大事ですね)


このときの松村先生の鑑定の導入部分は確か「いまこの人がこういう状態で霊能者とかに観てもらうと "あなたにはとても悪いものが憑いていますよ。ちゃんと祓わなければいけませんね" とか言われるようなタイミングなんですね」って始まったんでした。「うへえええーーー。そうなのか。だったらいろいろしょうがないな」って腹を括る気になりました。

あと覚えてるのはこれ。「この人(たまき)は、かわいそうな人の面倒を見る仕事をしているので、この程度で済んでいるんだけれど、もし一般のお勤めなどしていたら、この人(たまき)自身がかわいそうな人にされてしまうでしょう」って言われましたね。ふふふ。この解釈はその後も他で言われたことありません。おもしろすぎて、納得しすぎてうなずきまくったものです。


「もし結婚してれば、離婚してこの今のタイミングの運気をそこに流せるのに、そうかー。結婚してないのかー。残念。ぜんぶ自分でやらないといけないですね」って、参加者さんたちに読まれたのも印象的でした。へええーーー。そうやって自分以外の人に運気をなすりつける(!)こともできるのかー。それは残念だったなーって、めっちゃ勉強になりました。


そんなかんじで、このときに指摘されたほとんどのことは「そうなんです。どうしてわかるんですか」案件だったのですが、「この年末(2007年末)に何か大きなことがあるはずだ」だけは当たりませんでした。(確かにこれはいまみても、これはなんかあってもおかしくないのでは?的な配置なんですが)結局のところ、みごとになーんにもなくて、通常運転のままでした。

でもだんだん西洋占星術を学ぶにつれて、そりゃー確かに外れるよね、と納得するようになります。その配置は「棚からボタ餅でなにかいいことが降ってくる」暗示ではありませんし、わたしは、長らくずっと目の前のタスクに追い回されているだけで、それ以外にはなんの準備もなく、なんの受け皿もなく、なんの意欲もなかったから、大きなチャンスのタイミングに見合うような大きな出来事は何も起こらなかった、のでしょう。

そしてもうひとつ。

故・まついなつき先生にわたしが最初に観てもらったのは、やっぱり2007年で、読み会のサンプルとしてでした。いきなり「この人は、そのうち大先生になるよ。みんな、いまのうちに握手してもらっておきなさい」って言われたんでした。さすがにちょっと困りまして「はぁぁ?何なの?いったいなにを言ってるんだこの人?」とびっくりしたものです。

やっぱりその後だんだん学ぶにつれて、わたしの図(つまり資質)から、起こりうるかもしれない最高の可能性についてあのとき言われたのだと、だんだん理解できるようになりました。そういうの「予祝」っていうのかな。あらかじめ望ましい結果について言っておくんですね。

もともとわたしはずっと文句ばかり言って、もやもやと迷ってばかりで、せっかく作ったそばからなんでも壊さずにはいられなくて、そういうところは本質的にいまもそんなに変わっていません。ただ2007年のわたしよりは、2020年のわたしのほうがニンゲンとしてマシになっているとは思いますし、2007年のわたしは2020年のわたしの状態をきっと羨んで信じないでしょう。

でも、まだまだ「大先生」にはほどとおいこの現状で、「まつい先生のあのときの占いが当たった!」とは、残念ながら胸を張って申しあげられないのです。果たして、あのときの、まつい先生の占いは当たることがあるのかな?そうですね。あとはわたし次第ですね。精進します。

このように個人的な占いで「あなたには、この時期こんなことが起こるでしょう」と言われたとき、自分がその状態をぜひ実現させたかったら、ただぼんやり口を開けて待っているだけではダメでしょう。その目標に向かって、自分の現実の行動も合わせていくほうが、より精度良く満足度の高い願望の現実化に近づけます。

占い師の言う内容が、そのときすぐに納得できなかったり、理解できない場合もたくさんあるでしょう。ずいぶん時間が経ってあとになってから「あのとき言われたあれは、そういうことだったのか!」と気が付くかもしれません。とはいえ、占いですべてわかるわけでもありません。過度な期待や依存は禁物です。

と、いまなら冷静にそう思うのですが、2007年時点のわたしは「なんかいろいろ言われた!占いなんかすげーな!オラびっくりしただ!」レベルでございました。まさか自分が占い師になるとも思っていなかったです。人生わからないことだらけですね。(天海玉紀)

ウラナイ8では、「わたしと占い」と題して、みなさまからのご投稿を募集しています。

 『わたしと占い』テーマ例

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・私の考えた最強の開運法
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占いに興味のある初心者さんはもちろん、占い愛好家さん、セミプロ占い師さん、すでにプロ活動をなさっている占い師さんなど、みなさまどうぞふるってご参加いただけたら嬉しいです。

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