明けましておめでとうございます。きょうは2022年1月2日です。
ウラナイ8のデイリーメッセージをお届けいたします。ほっとひといき、おたのしみくださいね。

ではまいりましょう。ハッピーサンデー!不思議の海へ


Kia ora!わたしはウミガメのモアナです。

みなさんは占いが好きですか?わたしはこんなところに出演しているくらいだから、たぶん占いが好きです。でも、お外でお友達にはあんまり占いのお話しをすることはないかも。あ、でも仲良しで占いが好きなお友達とは、占いのおしゃべりをするのはとっても楽しいです。でもたぶん占い師になることはなくて、ここでいつまでも「門前の小僧カメ」をしていたいです。

「ゆうべのNHKのテレビ番組で、日本の歴史上の占いエピソードが特集されていたよ。面白かった。歴史に名を残すような人ほど、占いの結果に一喜一憂せず、占いをヒントに柔軟に前向きに解釈して行動しているんだってさ」

と、玉紀さんが言ってます。へええーーー。そうなんだ!

「モアナさん、占いは時代遅れの迷信ではなく、アートのひとつ。まず必要なのは、飽くなき好奇心と熱意。対象への敬意とコミュニケーション。システムの理解と技術向上のため訓練。その上で常識の枠を超える自由なイマジネーション。奥が深いね」

うわーーー。新年早々ずいぶん壮大な課題ばっかりですね。モアナ気後れしちゃうな。

「まず大事なのは楽しむ心。たとえば、お料理やお裁縫や、絵を描くことや音楽を奏でることが好きで上手な人はこの世の中にたくさんいるよね。そういう技術が日々の生活を楽しくしたり、完成した作品の出来栄えが素晴らしいこともたくさんあるよね。でも、だからといって、全員が料理人や服飾デザイナーや、絵描きや演奏家になるわけではないよね?立場に関わらず、作る楽しみ、試行錯誤のプロセスは誰にとってもだいじでしょう?」

ああ。そうかー。となると、私の趣味は「占い」で、さしずめ「占い愛好家カメ」だな。なるほど。

「もともと占いはアートなんだよ。技芸や芸術と同じようなアートの一種なんだよ。この世界を分析して再現可能な理論化するサイエンス、つまり科学とは違う。占いは統計学とか言う人たちがいるけど、それは違う。占いはサイエンスじゃなくてアートだ」

あ、うん。なんか難しい…

「だってさ、考えてごらんよ。この先の未来はどうなるの?とか、私はなぜここに生きているの?とか、あの人は私のことどう思ってるの?とか、そういう問いには、科学だけでは答えられないよね。そういう問いを抱く人がいる限り、占いは無くなることはないよ」

うーん。言われてみればそうかも。でも世の中には「ノストラダムスの大予言によると1999年7月に世界は滅亡する」とか「大殺界であんた死ぬわよ」とか、そういう怖いことを怖い顔して言う人もいっぱいいて「占いはアート」って言われてもなんだかちょっとピンとこないんですよね。

「そうだなー。占いは確かにもともと表通りやゴールデンタイムに堂々とやる類のものじゃないね。基本的には生活の裏面でひっそりやるものだ」

占いが表に出る時には、しっかりエンターテイメントのコーティングされてますよね。

「だけど占いも一種の特殊技術。板前さんが包丁を、大工さんが工具を大事にするみたいに、占い師にとっての占いは大事な道具なんだよ。でもね、道具だけあっても仕方ないよね。道具は人間が使ってこそ威力を発揮するんだよ。どんなにすごい道具でも、ただ持ってるだけでは宝の持ち腐れだし、もしも使う人がダメダメならその道具の良さはぜんぜん発揮できないんだ。人を怖がらせて儲けたい人たちはいつだって一定数いるよ」

あー。それならわかります。なんだかんだ言って不幸で怖いこと言われたがる人たちもいますしね。私はそういうの嫌なので、もっとポジティブな占いの方が好きです。

「そうそう。良い占い師は良いストーリーテラーでもある。それにいまさら占い師がこんなことを言うのもおかしいと思うかもしれないけど、あまりにも占いを信じて期待したり没入しすぎるのはアブナイよ。ぜんぶわかるわけじゃないし、ぜんぶあたるわけじゃないよ。でも少しは当たるし、少しはわかる。少しじゃ嫌?でもあらかじめすべて決まっていてそのとおりになるなら、生きていてもおもしろくないよね」

そうかー。全部当たるわけじゃないのかー。ちょっと残念な気もするけど、でも「なにもかもぜんぶお見通し」されるって考えたら、それはそれでとっても怖いよね。

「人生の一時期、ものすごく一生懸命に占いをやっていても、そのうち自分の人生に占いが必要なくなって自然に占いから離れていく人もたくさんいて、それはそれでいいことだと思うんだ。だけど、ずっとものすごく真剣に占いに取り組んでいたのに、なにかのきっかけで傷ついたり幻滅したりして、占いを大嫌いになったり、アンチ占い派になってしまう人もいるんだよ。たぶんきっとそういう人たちは真面目すぎるんじゃないかな」

そうなんだー。いろんなことがあるんだね。そっかー。うん。「あんまりふだんはインターネット上には書かない話だけど、お正月だからちょっとだけサービスね」って玉紀さんは続けて話してくれたよ。

「占いはアート。言葉の技術はもちろんだいじだけど、そもそも言葉だけでは掬い取れない世界にアクセスする技術でもあるんだ。それを言葉(ときには他の方法で)に変換する翻訳者みたいな仕事だよ」

あー。それは玉紀さんよく言ってますよね。ニコニコしながら「言葉が苦手ですか?じゃあトレーニングしましょう。それが嫌なら、雰囲気と視線と念だけで伝えてくださいね!」って、お客様に言ってるのを聞いたことがあります。(え?意地悪?そんなことないよね?ほんとのことだよね!)

「あんこ先生はこう言ってるよ。占いはスイーツですから、ってね。そう。ふだんはご飯をちゃんと食べて、日々の生活をちゃんとした上でのお楽しみとしてのスイーツだよ。毎日スイーツだけを食べて、健康に生きていくことはできないよ。占い師はさしずめ美味しいスイーツを作るパティシエ、お菓子職人だね。これもまた立派なお仕事だよ」

わー!確かに。モアナも甘いお菓子は美味しいと思うけど、やっぱりお菓子は主食じゃないよね。そういえば、スイーツにもいろいろあるよね。超高級なのから、お手軽コンビニエンスなものまで、用途と場面に合わせてどっちもありだね。

「それから、これはあまりみんな大きな声では言わないことなんだけど、せっかくだから話すね。どんなに現代的にクリーンでライトな雰囲気をまとっても、もともと占いの中にある"ふつう"とは外れてちょっと"いかがわしい"とか“あやしい” 部分がなくなるわけじゃないよ。あまり"あやしい"ことを恐れすぎないほうがいい。だからといって、じぶんがどっぷり"あやしいだけの人"になってもいけない」

うーん。これは難しいですね。ひとによって「あやしい」の基準や感覚は千差万別だと思うけどな。

「占いとのおつきあいには、"適当"な、つまり"適度に真っ当な" 距離感があるとイイね。占いのお客さんや生徒としても、占い師としても占いの先生としても、それぞれのスタンスで、占いと上手に長く付き合えると良いね」

そっかー。そういえばウラナイ8のメンバーやお友達のみなさんはみんなとっても感じ良くて丁寧だし、お話しするとみんなちゃんとした社会人って感じするもんね。どんなに中身がぶっ飛んでても、約束や時間は守るとか、日々の行動で示すことはだいじだよね。

「占いに限らずなんでもそうなんだけど、ひとつの道には、これで完璧!絶対間違いない!なーんてないよね。時代も変わるし、人間も変わる。そもそも道っていうのはね、ずーっとどこまでも繋がってるんだよ。終わりも始まりもないんだ。だから人と競争する必要もない。ひとりで歩くときも、誰かと歩くときも、それぞれの良さがあるよ」

うんうん。わたしは歩くのは苦手だから、代わりに泳いでおくよー!そういえば、翡翠先生は今年はたくさん歩くみたいだよ。玉紀さんもときどきバカみたいにめちゃくちゃ歩いてるね。

みなさんもぜひ体を動かして、同時にノーミソや心も活性化させていきましょうね。

じゃあ宣伝っ!

2022年は、占いとか精神世界みたいな不思議ワールドに多くの人が注目するらしいよ。たくさんの可能性や未来への種がたくさん育つ年なんだって。へええーーー。いったいどんな年になるんだろう?

詳しくは、ゆみこ先生と玉紀さんの動画を見てね!
※ 販売は1月10日締め切り→視聴期限は1月16日まで。みなさまからのご感想は、#2022東西占術 でご覧いただけます。

ここから2月の立春まで、とっても大事なシーズンです。1月の運気予報はこちらから。

ウラナイ8 の冬至スペシャルレポもUPされています。こちらからどうぞ!

それではみなさま、今年もそれぞれに良い年にしていきましょうね。
これからもウラナイ8をどうぞご贔屓に。よろしくおねがいします。

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