Kia ora!わたしはウミガメのモアナです。きょうは10月の運気予報をお知らせしますよ。

2022年10月8日「寒露」〜かんろ

日 月 年
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◯ 庚 壬
□ 戌 寅

きのう10月8日は二十四節気の「寒露(かんろ)」でした。暦便覧』では、「陰寒の気に合つて露結び凝らんとすれば也」だそうです。

東京は残暑がずーっと続いていましたが、つい先日は12月?並みの寒い日が続きました。また暑くなるっていう予報もあるし、気温がジェットコースターみたいで合わせるのが大変ですね。

「戌」いぬ〜じゅつ

戌の季節は「申ー酉ー戌」と展開する秋の集大成にあたります。10月20日からは秋の土用期間が始まり、11月7日の立冬からはいよいよ「冬」に季節が変わります。


季節でいえば晩秋であり、収穫の時期です。時間でいえば午後8時を中心とする約2時間を表しますので、夜間のお仕事の人でなければ、1日の終わりやまとめの時間帯です。

「戌」を見るとわたしは晩秋の山の紅葉や、落ち葉がたくさん積もった道をさくさく音を立てながら歩いたり、焼き芋をしたり、ガサガサ音を立てながら落ち葉を集めてお掃除をするようなイメージが湧いてきます。

「戌」は乾いた土を象徴します。季節としては秋の「金」気のグループに属していますが、そもそも「土」の属性で、ときには「寅△午△戌」の「火」のグループとして働くこともあります。複雑な性質を持っているんですね。

季節の終わりは「四庫」「四墓」

春夏秋冬それぞれの季節の最後をしめくくる十二支は、すべて「土」の性質を持っています。

春の終わり「辰」たつ
夏の終わり「未」ひつじ
秋の終わり「戌」いぬ
冬の終わり「丑」うし

これらは「四庫」「四墓」などと呼ばれることもあります。「収穫した成果を刈り取って蔵に収める」とか「一つのサイクルが終わるタイミング」といった意味でしょう。

有名な言葉としては「土用」があります。季節の変わり目に相当する立夏、立秋、立冬、立秋前の約18日間を指します。現代的には「季節の変わり目だからお身体ご自愛ください」とわたしは習いましたが、昔ながらの説としては「土公神(どくしん・どこうしん)」がが嫌がるから土木工事をしてはいけないとか、旅行引っ越しは差し障りがあるなどの謂れもあります。

「庚戌」とは?

日 月 年
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◯ 庚 壬
□ 戌 寅

乾燥した大地に乗った巨石。猛々しく休みことを知らない秋の剛金、荒金神。性質は鋭く、質は乾燥。大切なものを守るために戦うが、自ら動くことはない。内面は剛、闘争心大。目的に向かうときには徹底した合理性が現れる。

つまり、ドライでパワフルな性質ってことですね。思い切ってガツンと前進したい人、壁を打ち破ってみたい人には良いタイミングでしょう。

来月と再来月になると、辛亥→壬子という大洪水のような運気の流れがやってきます。人によっては、どこに流されていくかわかりません。特に現実社会での成果を手にしたい人、足がかりを築きたい人は、ひとまずここでひと区切り。次のステージに必要な準備を整えたり、これまでのまとめをしっかり作っておくなど、マメに動いておきましょう。

そして、今月「戌」三合方位取りの詳しい解説を、あんこ先生が書いてくれました。必見です!

それから、もっとマニアックな「辰と戌」の話は、過去にたまきさんが書いています。息長くアクセスの多い記事だそうなので、こちらもぜひ併せてご覧になってみてくださいね。

2018/04/13 辰と戌(天羅地網と魁罡)
https://lady-joker.com/20180413-tonakai/

続「辰と戌」戊生まれさん、戊辰関係者のみなさま宛の追記
https://lady-joker.com/20180415-diary/

それから、こちらもどうぞ。
#月干支運気予報


亀仙人モアナとは、また来週の日曜日に会えるぞ。
ハッピーサンデー♪

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