11月も半分が過ぎました。終わり良ければ総て良し、色々あったけど楽しかったよねで終われるように2023年まだまだこれからですね。
心と体を育てる金曜日のデイリーメッセージ《健幸養生便》白鳥ともみがお届けします。

 

ぎんなん

 

今年はぎんなんが豊作だったのではないか?と思うのです。仕事場前の銀杏の木は早くからもふもふと実をつけ随分と長いことあのぎんなんの香りに包まれ、踏まれたぎんなんたちを足裏で持ち帰らないようにという日々が長かった気がするのです。

気温の高い期間が長かったので、あー涼しくなって万歳チャンチャン。ともいかずその熱量によって消耗したツケが出ているようです。秋は五臓・肺と関連し呼吸器の疾患が現れやすい時期ではありますが、いつもより症状がひどく現れているような気がします。

肺は乾燥を嫌い少々ウェットな状態を好み、その役割を担うことが出来ます。乾いた肺は伸びたり縮んだりしずらく咳となって現れます。

 ぎんなんは平性(寒熱の偏り無)で肺を潤しその働きを助けてくれます。

肺は外の世界と自分の境界線を守る役割(免疫力)もあり椎茸と共にいただくとより免疫力アップ効果です。また空咳や硬い便、肌の乾燥などのある場合は豆腐と一緒に食べると潤いアップです。油揚げに水切りした豆腐、ぎんなん、しいたけ(他具材はお好みで)を詰め切り口を楊枝などで閉じうす出汁で煮たものなんていいなぁ(個人的好み)。

ぎんなんのみですと血行をよくする働きもあるので鬱滞傾向の方には向いていますが、不足傾向の方は控えめに。

 今日も素敵な金曜日、健やかな一週間をお過ごしください。

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