私は宝くじは滅多に買いませんが(おそらくくじ運はあまり良くない気がする)、
「宝くじはツイていない時に買え」
ということは聞いたことがあります。

 

おそらく宝くじに当たるというのは「凶」に分類されることなんでしょう。
小金が当たるくらいならラッキーで終わりますが、高額当選をした人が身を持ち崩す話は結構あるらしいですから。
当たるというのは「事故で車に当たる」と同じようなものなのかも。

 

 

ちょっと似たような話で最近実感したことは
「出会いは吉凶混合運」
ということです。友人でも恋愛結婚でも仕事上でもです。
ラッキーとアンラッキーが入り混じる交差点に出会いはあるのです。

 

易に「天風姤(てんぷうこう)」という卦があります。

卦の形を見ると分かりますが上の五本の陽「—」の下に一本だけ陰「- -」が配置されています。
陽が強い中に一本だけ陰が下にするっと入り込んだという、やや不穏なイメージです。
姤は「出会う」という意味ですが、ハプニングの卦でもあります。同じ土俵の話なんですね。

 

なので
「間違いのない人、得になる人にしか会いたくない」
「私とうまくやっていける人だけ出会いたい」
「私と同じかそれ以上のレベルの人しか許せない」
とかやっていると出会い運はまったく活きてこないことがわかります。
ラッキーとアンラッキーの交差点にまで出向かないといい出会いは入って来ないようなんです。

 

 

頑張って出向いて、そこで結局うまくいかなかったということももちろんあるでしょうけど、その隣には別のいい出会いがあるものです。
吉凶が入り混じると聞くと怖いかもしれませんが、だからこそ飛び切りいい出会いもハプニング的に起こるということ。
安全地帯にこもっているのも悪いわけではありませんが、ずっとそれでは淀んでしまう。
新しい出会いが欲しい人は、たまには交差点(比喩ですよ)に出向いてみるといいでしょう。

 

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事