スペイン巡礼中の7週間、土曜日のデイリーメッセージを担当してくださった「開運招き猫ーず」。5人目はなテルミライト花さんです。

9/23 土曜日のデイリーメッセージ《たまには素直に受け取ってみる》 - ウラナイ8 (uranai8.jp)

毎年行きたくなる場所があるなんて、素敵です。いくらお金があったとしても、行きたい場所がないのは寂しい人生です。

スペインでは、毎年のように歩くという巡礼フリークもいましたし、数年たってまた同じルートを歩いて自分がどんなふうに変化したかを振り返るという人もいました。単なる観光旅行ではない深い楽しみ方です。

 

そして、旅先では心が解放されるのか、人からかけられた言葉を素直に受け取ることができます。

こんな風に、その時自分のもとに降りてきた言葉や行動のきっかけとなる出来事など、偶然といえば偶然なんですが、深くあれこれと考えずにストレートに受け取ってみるのは決して悪くないと思うのです。

たとえば、不安でいっぱいだった出発地のサンジャンピエドポーでは、「サンティアゴまで行けるかどうかなんて心配せず、神に委ねる! 人間にできるのは一歩一歩進むことだけ」とアドバイスされました。そして、今回の巡礼のテーマは「アクセプト」だと気づいたのも、同じアルベルゲに泊まった人の言葉のおかげです。

カミーノのテーマはアクセプト(受容) - 翡翠輝子の招福日記 (hatenablog.com)

辻占(つじうら)とは、道の辻(交差点)に立って、最初に通りかかった人の言葉から吉凶を判断する占いです。本当に運のいい人は、わざわざ占い師のところまで出向かなくても、街中で偶然見聞きしたことから開運のヒントを得ているのです。

ジョン・F・ケネディの父、ジョセフは株式相場で巨額の富を築き、1929年の大暴落の前に売り抜けています。靴磨きの少年がウォールストリートジャーナルを読み、値上がりする株について語るのを聞き「靴磨きの少年まで株を買うようでは、上昇も終わりだ」と悟ったからです。偶然がもたらした言葉を掬い上げ、そこに何の意味があるのか探るのも占いおよび相場取引の上達につながります。

 

マドリードの街角の演奏家。コンサートに出かけるのもいいのですが、街角で聴く音楽も心を揺さぶるものがありました。

 

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