中秋の名月を迎え、10/2(金)6時頃に満月。
お目覚めいかがでしょうか。

ないない時のバナナ

時間がない時食欲がない時気力がない時


手軽にお腹を満たしてくれて栄養価も高いバナナ。そのルーツは16世紀中期にポルトガル宣教師ルイスが織田信長に献上した時とされている、そうです。
日本のバナナ文化は織田信長から始まったのか。。。
でんぷんも多くオリゴ糖をはじめ多種類の糖類を含み吸収されやすく持久力を高めるためスポーツ競技のお供としても活躍します。

そんな栄養満点なバナナの薬膳効能は

性質:寒性

効能:体に籠った熱を冷ます 肺を潤し口の乾きを癒す 便秘 免疫力向上

バナナは冷やす性質があり、口が乾いてカラカラとか、秋に多い空咳(痰のない咳)、カッチカッチで黒っぽい便秘には効果的です。
またクエン酸や少量のビタミンB群が含まれ疲労回復にもよいとされています。

ただ気をつけたいのは慢性的な疲労がある場合、気の不足から発展し体を温める力も不足いてきますので気温が下がってきている昨今では「疲れたからバナナで疲労回復!」と思っていると体を温め活性化させる「陽気」を消耗し冬になる前にさむざむしてやる気消失・・・冬眠生活となることもありますのでご注意ください。

また便通によい!とされていますが、便秘タイプも色々ですから冷えて出す気力がない人が習慣的に食べていると便秘解消にはなりません。
また軟便下痢傾向の人には不向きです。

先日お見かけした星見当番@アストロダイスワークブック (@kaori_stargazer)さんのツイート

バナナが食べたいんだょーという方、夏はそのままでもまぁよいですがこれからの季節は当番さんレシピ、おススメです。
但しバナナを温めたからといって寒性→温性になることはありません。寒性のバナナ単独では冷えを生じ血行不良を招きやすいので体を温め血行を助けてくれるシナモンをプラスすることで中庸になります。薬膳では食物のもつ性質(温・熱・涼・寒など)というものがあり、熱には寒や涼のもの、冷えには温・熱のものをとるようにしたり、寒+温で中庸にしたりと体質や体調、気候など状況によって組み合わせています。

10月、ちょっと前まで暑い暑いと言っていたのにあっという間に肌寒くなってきました。
体の陽気を消耗しないように。
今日も素敵な金曜日をお過ごしください。

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