卜術(タロットや易などの偶然性を元に占う方法)の練習会を細々ですがやっています。
たまーーに命術(西洋占星術や四柱推命、算命学などの誕生日を元に占う方法)の練習会もします。
たまに集まりが悪いこともありますが、続けることに意義があるということにしています。

 

 

自分で自分を占うときは別に構いませんが、やはり「相手を占って伝える」となると多少の練習が必要でしょう(必要がない人もいるとも思いますが)
お客さんの知りたいことがタロットカードにそのまま書いてあるわけではありませんし、ホロスコープや命式も「ここを見れば答えがそのまま載っている」というものではありません。
水晶読みなどの透視リーディングも同じで、欲しい答えがそのままビジョンになって現れるわけではないのです。

占いは「象徴」をその時のお客さんの質問(占的)に合わせて読み解く工程が必要です。一般的なキーワードを集めて伝えるだけではそれこそ今ならAIの方が上手に占いができるかもしれません。
「AI」ではなく「人」が、そのお客さんに対しての「物語」を象徴から紡ぎ出すことが重要になるし、そこを練習しなければならないのです。

正直言って、私はその部分が苦手でタロットはなっかなか読めるようにならなかったし、透視メニューも泣けた。
物語を作るのが下手で、今でも苦手意識がありまくり・・・なので練習会を長くやっているのかもしれません。

 

 

 

練習会を見ていてよく思うのは
「お客さんの質問に適切に答える」
というのは当然のようでいて、結構難しいのかなということです。子供の国語の問題ではないけど「なぜ~~ですか?」と聞かれたら「それは~~だからです」という応答は普通のようで意外とできなかったり。
たまーにベテランの先生が参加してくれると、ダーツを的の真ん中に当てるようにピシッとその質問に対応した答えが返ってきます。

 

占いに慣れないうちは沢山の象徴の中からどれを選択してよいかわからずに、的外れなところを拾っていたり、前説ばかり長くて肝心な所はぼけてしまったりしてしまうんですね。
あと単一的なキーワードを状況に合っていないのにそのまま使ったりもあるある。

 

 

どうやったらベテランの先生のように真ん中にピシッと矢を当てられるのかと言えば、やはり場数をこなすしかないわけです。
沢山矢を放つ練習をしてきたからこそ、的中率は上がるのです。
特に命術は数をこなしてじゃないと見えてこないものがある気がします。

どの分野でもそうですが、ダーツの矢を放ち続ける努力をした人はやっぱり強い。占いの腕を上げたい方で相手役が欲しければ私の練習会にどうぞ!たまーーに命術でもやってるよ(宣伝)

 

 

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