先週は関西に出かけたので、昔住んでいたころの知り合いに何人か会ってきました。
皆子供たちが大きくなったので、以前より時間の融通が効いて会いやすくなりました。おかげでかなり久しぶりに会うことのできた友人もいました。

 

 

最近は自分が占いを仕事にしていることを友人に話すことが少し増えました。
今までは別に言わなくてもと本当に限られた人にしか言ってなかったのですが(2人くらいか)もう大分経つしどうでもいいような気になって、多少カミングアウトしています。

 

その時の反応としてはほとんどの第一声は大体
「えーーーっ、なんで!?」
という驚き度100%のものなのですが、その次は
「どうやってるの?お店とかにいるの?」
という具体的な形態を聞いてくることがほとんどです。
まあそうだよね、そんな人はあまり周りにいないから想像しにくいよね・・・

 

今回十数年ぶりに会った友人(仕事が不規則でなかなか今まで会えなかった)に、現在は占いの仕事をしている旨を話したら
「えっ、そうなの?それってつらくない?」
と返ってきて、えっ何、何が???と私が困惑していると、
「ほら、色々人の悩みを聞いたりするともらっちゃわない?」
っということでした。

 

そういう意味かと理解できましたが、それを最初に言われたのは初めてです笑
「大丈夫大丈夫!!お客さんの悩みはお客さんの悩みであって、私の悩みじゃないから~」
と言いましたが、納得した顔はしてなかったかも・・・

 

占い師にはある程度の共感力は必須でしょうが、お客さんと一緒に泣いてしまったり鑑定内容をいつまでも引きずったりするようでは仕事としては困ります。
「これはあなたの問題だから」と、ほんの少しだけ離れた立ち位置をキープしなければなりません。
タロットなどで自分を占うと色々な思いが邪魔してうまく読めないことがありますが、同一の立場になったら占いの結果を冷静に導き出せない可能性があります。

 

もしかしたら冷たいと思われるかもしれませんが、良い意味でお客さんの悩みを他人事として捉えることのできる「鈍感力」は占い師には大事じゃないかと私は思います。
共感力と鈍感力は矛盾している気もしますが、占い師にはどちらも必要な要素なのです。

 

・・・という所までは友人には話しませんでしたが、「こんなふうにやってるよ」という実情を色々話して別れました。一般の人からしたら謎が多いんだね・・・

 

 

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