急に寒さが本気寒さに変わった気がします。雪は見ている分には綺麗ですがあれこれストップされている地域もあり、師走の忙しい時期滞りなく巡り良く過ごせますようにと願っています。
心と体を育てる金曜日のデイリーメッセージ《健幸養生便》、白鳥ともみがお届けします。

たまご

古代ギリシャ時代から卵は人々を養ってきたと言われ、日本に伝わった安土桃山時代の頃では貴重な食べ物で病人に使われる栄養品だったようです。一般的に食されるようになったのは明治時代以降とのこと。身近な食物となったのは最近なのですね。

栄養価の高い「たまご」。黄味の性質は平性で偏りなく卵白は涼性。黄味には鉄分が多く含まれ血の材料となります。気圧の変化に弱い、ふらふらする、眠りが浅い、夢見が多い、不安感があるなど血の不足がある方の助けになるでしょう。

また暖房による渇きが生じやすい時期でもあるので口の中が乾く、空咳が出る、肌の乾燥などに体の潤を助け癒してくれるでしょう。

熟女・熟男世代、潤いが不足して生じるほてり症状には卵白がおススメ。卵白には熱を冷ます効果があります。料理やお菓子作りで黄味だけ使うこともありますが、卵白は捨てずに泡立ててスープに浮かべたり、山の芋と合わせてふわふわとろろご飯にしたりして頂くといいですね。ただし胃腸の弱い方は生卵や生の山の芋は消化しにくいので生は控えめに

たまごの黄味はコレステロールが高い反面、必須アミノ酸がバランスよく含まれていたり、脂肪を溶かす成分もありドロドロ血管の予防によいとも言われます。かつてたまごだけ食べるダイエットも流行りましたが何事も過剰に偏ることなく一日1個程でしたら心配はないと言われています。

なんだかんだ忙しない師走ですが今日も素敵な金曜日、健やかな1週間をお過ごしください。

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