連載三回目〜リアルなお金の話

はじめましての方もおなじみの方も、こんにちは。比奈優里です。ひなゆうりと読みます。

連載『わたしと占い』〜この連載では、私がどうやって占い師になったかを綴っています。
占い師になりたい方の参考にもなるかもしれない連載第3回目です。

さて、何をするにも、どれくらいお金がかかるかが気になる人が多いと思います。今回の記事は、私が占い師になるためにかかった費用についてです。

あらためて自己紹介をすると、私の占術は西洋占星術とタロットです。
タロットは、結論からいうと実はほぼ独学です。かかった費用は、書籍数冊分+αです(後述します)
というわけで、主に西洋占星術を学ぶためにかかった費用についてお話します。

プロになるには、どのくらいの知識が必要?

私が、プロになるために最低限必要だと考えていた知識は以下の通りです。

・出生図の読み方
・三重円や回帰図の読み方

西洋占星術に関して、私の場合は独学という選択肢はありませんでした。講座を受ける前提として書籍は読んでいましたが、具体的にどう読み進めたらいいのかは、人から直に教わらないと覚えられないと確信していました。
この辺りは人によると思いますが、ひとまず私自身の話を進めます。

名古屋→東京/大阪へ遠征しながら占い学習

正面から真っ直ぐ最短 プロになるまでの道-2『わたしと占い』でも書きましたが、基礎的な講座は東京で受けました。名古屋からの遠征です。

1回の受講料よりも名古屋-東京間の往復の新幹線代を含む交通費(2万円超)の方が高かったです。つまり、受講料自体は1万円かそれくらいでした。基礎講座だったせいもあるかもしれませんが、今思ってもかなりの破格だと思います。
出生図の基礎の読み方講座が全4回だったので、ざっくりと3万円×4=12万円。

別の先生による三重円と回帰図の読み方講座は、ノートを引っ張り出してみたら1回で長時間タイプの講座だったようです。1回の講座でノート1冊を使いきっていました。曖昧で申し訳ありませんが、多分3万円はしていないと思います。
高めに仮定して3万円としても、交通費込みで約5万円。

以上、私が最低限必須と考えていた講座を受けるのにかかった費用は、単純計算で計 17万円です。

加えて、理解を深めるため……もありますが、それ以上にただ自分が興味があって受けた単発講座やワークショップ、録画を視聴するタイプのインターネット講座も受けました。冒頭でタロットはほぼ独学と書きましたが、実践での読み方のコツなどは大阪で単発講座を受講しました。

いずれも、かかる費用は、
・東京なら往復の新幹線代を含めて計3万円~くらい
・大阪なら計2万円ちょっと
・インターネット講座なら受講料のみなので1万円台
いうのが大体の相場でした(受講料については後述します)

占いの書籍代は計測不能(!)

書籍代にいくら使ったかは全くわかりません。
プロを目指し始めてから購入した西洋占星術とタロットの書籍に限っても、あっという間に数万円分くらいになっていたと思います(本を買う習慣がある人なら呼吸みたいなものだと思いますが……)
無闇に買い漁れというわけではありませんが、個人的意見としては初心者ほど書籍代はケチらない方がいいと思います。ただし、学びたい内容、レベル、占術等にもよるので、書籍は数万円分は買うべき!という意味でもないので誤解のなきようお願いします。

リアル受講だからこその醍醐味

ここまで読んで、そんなにお金がかかるのかと思う方、意外と安くおさまるんだなと思う方、さまざまだと思います。
私は現場大好き人間なので、インターネット受講できる講座でも予算の都合がつくなら遠征していました。でも、移動時間や費用等、効率を考えるならリアル受講にこだわらなくてもいいと思います。

また、当時は予算どうこう以前に受講したいなら遠征せざるを得ないことがほとんどでした。昨今は社会情勢の都合上、当時よりもオンライン講座の機会が格段に!増えました。地方の本当に遠いところにお住まいの方は、遠征するとなったら宿泊必至なこともあるでしょうし、そのために仕事や家庭との折り合いをつける大変さも増しますよね。
居ながらにして学べる機会はフルに活用してみてください。

占い講座の受講料は高い?

そして、少し長くなりますが、受講料について補足させていただきます。
受講料は内容、時間、形式等によっても変わります。あくまでも、7~8年前の私の経験に基づくものです。もし、現在受けたいと思う講座がこれより少し高かったとしても、無意味に料金を上乗せしているというわけではないので誤解のないようお願いいたします。

少なくとも、ウラナイ8の先生方をはじめ、私が交流させていただいている先生方はとても良心的な金額で質の高い講座を開いてくださっています。
お金がかかるんだなと思った方に、とにかく伝えておきたいのは、(よくわからない団体への)入会金〇十万円!みたいなところに入らなくても、常識的な料金でキチンと学べますよ、ということです。

占い師になりたい!あなたへ

最後に、そんな金額はとても払えないと思っている方へ。

私も、何の準備もなくいきなり費用を捻出できたわけではありません。プロになりたいと思ってから、微々たる額ですが、毎月これだけは絶対に手をつけないと決めた勉強代(受講料、交通費)を貯めていました。そこから、希望の講座を受けられる機会が来るまでに少し期間があり、諸々のタイミングのよさも相まってなんとかなったのです。
金銭的理由で何かを諦めないといけない時はあります(たくさん)。そういう時、みじめだったりやるせなかったりすると思います。

でも、占い師になるためには年齢制限も、資格取得の必要もありません。
例えば、フィギュアスケートなら選手として活躍するレベルを目指すなら3~4歳から始めるのがいいとされています。初心者用のスケート靴だけでも2~3万円はかかります。
医師になるのを目指すなら、それこそ桁違いの学費が必要です。
占い師なら、そんなにシビアな条件はありません。自分の人生や生活の状況に合わせて、情熱を守りながら目指していけば、少しずつでも近づけるものです。
占い師になりたい気持ちがあるなら、どうか腐らず、できることをしながらやっていってほしいと思います。

以上、私が占い師になるための勉強にかかったリアルなお金の話でした。
次回もお楽しみに!
比奈優里でした。

比奈優里☆メール鑑定総合案内所
https://ameblo.jp/hinayu-ri/entry-12123118002.html

比奈優里☆YouTubeチャンネル
二次元キャラのホロスコープ解説メインです(ハイキュー、弱虫ペダル、東京リベンジャーズ)
https://www.youtube.com/channel/UCEGGWI6UUobGpKqfwA336MQ

比奈優里☆連載バックナンバー

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事