3か月に一度のペースで天海玉紀さんのインナーチャイルドの会に出て行動指針を得ていました。玉紀さんは今、ご家族とトッピーさんのお世話で活動を縮小されているので、個人的にインナーチャイルドのセッションを受けました。

いつもの通り、大アルカナから1枚、コートカードから1枚、小アルカナから1枚です。

カードは何でもお見通し。ミダス王はここのところの私の姿そのものです。

国民健康保険、小規模共済、固定資産税の年払いのためけっこうな金額を証券口座から引き出していますが、資産の大半をアメリカ株で運用しているため株高円安でお金が全然減らず「本当に出金した?」と驚く日々です。こういうことが続くと人間がだめになりそう。

そこでスペイン巡礼。豪華な王冠やガウンは脱ぎ捨てた裸のライオンが徒歩で巡礼路を歩いています。人間は本来こうでなくては。

大暴落とまでいかなくても、いつかは調整局面に入るはず。スペインでその日を迎えるかも。NHK「映像の世紀バタフライエフェクト 大恐慌 欲望と破滅の1929年」で、フィッツジェラルドは、株式暴落より相当前にアメリカを去り、ヨーロッパを旅していたことを知りました。遠い異国の地で破滅の音を聞くのは得難い体験となるでしょう。

百獣の王のライオンなのに、とぼとぼ歩いているから鳥たちも寄ってきます。猫の威を借りるライオン。できるだけ質素にひそやかに歩こう。

しかし、そういうわけにもいかないようです。このセッションの数日後に行った日本カミーノの会の相談会。スペインの巡礼の道はオーバーツーリズム状態で宿は予約したほうがいいとアドバイスされました。その日の気分で歩けるだけ歩くという気ままな巡礼はむずかしく、予約ができない公共のアルベルゲ(巡礼宿)は先着順なので夜が明ける前に出発して急いで歩かなければなりません。

民間の宿は予約できるので、その日の宿を決めて歩く予定調和的な巡礼となりそうです。教会や修道院のアルベルゲに泊まってみたかったのですが、キリスト教徒や予算にゆとりのない巡礼者にゆずることにしましょう。

巡礼のガイドブックにはこう書かれています。

Some purists would say that true pilgrims only stay in albergues, but weary pilgrims took advantage of all types of lodging even in medieval times. Staying in private accommodations helps to support local business.

純粋主義者には、真の巡礼者はアルベルゲにのみ泊まるいう人もいますが、疲れた巡礼者は中世でもあらゆる種類の宿を利用していました。 民間の宿に滞在することは、地元のビジネスをサポートするのに貢献します。

猫のようなみすぼらしいライオンであっても、本質はミダス王なんだから、ここはどーんと使ってスペイン経済に貢献しましょう。

 

この一節にも思わず膝を打ってしまいました。普通のガイドブックには持っていくもののリストがあるのに、持っていくべきではないものリストがあります。。真っ先に挙げられているのがパジャマです。

Pajamas, with the lack of privacy in albergues, most people sleep in the clothes they will wear the next day.

Anything you 're not absolutely sure you will use don't throw it in "just in case."

 パジャマ、アルベルゲではプライバシーがなく、ほとんどの人は翌日着る服で寝ます。 使用するかどうか確信が持てないものは、「念のため」に荷物に入れないこと。

 

そして3枚目はソードの5。

絵のイメージから地の果て、フィステーラを連想しました。サンティアゴ・デ・コンポステーラに到着した巡礼が締めくくりとして訪れる大西洋の海岸です。

フィステーラに行くのも素敵ですが、玉紀さんとのセッション後に浮かび上がったのが台湾の澎湖島。スポーツクラブの友達から、80代のお母さんはに日本統治下の澎湖島生まれで、死ぬまでにもう一度訪れたいと願っていると相談を受けました。

 

台湾には親友のヘンリク君がいます。

https://bob0524.hatenablog.com/entry/2023/01/26/094408

友人のお母さんの戸籍謄本の写しをヘンリク君にメールで送り、ガールフレンドの張さんが今の住所でどこに当たるか調べてくれています。話の流れで11月に私も台湾に同行することになりました。

澎湖島は別名「台湾のハワイ」。スペイン巡礼を終え、南の島で次の旅行計画を練ることでしょう。

 

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