3か月に一度の玉紀さんとのインナーチャイルドカードのセッション。6月上旬からの3か月、どんなドラマが展開するでしょうか。

1枚目に出たのは「星に願いを」。

来週から再びスペイン巡礼に出かけます。昨年の秋、フランス側から歩き始めて7週間かけてガリシア地方までたどり着いたところで帰国しました。「せっかくここまで来たのに」「あと100キロなのに」と驚かれたのですが、天邪鬼の私は観光客だらけだというラスト100キロを歩く気になれなかったのです。巡礼証明書がもらえる最短の100キロだけ歩くというコスパやタイパだけを追求する生き方に反感もあるし、歩き終わらければ永遠の巡礼者として生きられるような気がしたから。

しかし、ゴールのサンティアゴ・デ・コンポステーラまで行っていないのに「スペイン巡礼をしました」というのは小池百合子のカイロ大学卒業みたいなものかも。昨年の冬至で、年筮の順番を決める漢字タロットで引いたのは「星」。コンポステーラはラテン語で「星の野原」を意味するし、年筮で得た卦も「最後まで噛み切れ」と読み取れて、再びスペインに行くことにしました。出発は来週です。

「星に願いを」の少年は井戸に種を落としているように見えます。友達作りを目的にした巡礼ではありませんでしたが、結果的に世界中から来た人々とつながれる旅でした。今回の旅でも新たなつながりができるかもしれません。

 

2枚目はクリスタルのシーカー。おなじみの臆病なライオンです。再び巡礼路を歩くのにふさわしいカード。経験値も積んだし、ライオンは小鳥が運んでくる花輪の王冠を受け取ってもいいタイミングです。サンティアゴ・デ・コンポステーラで巡礼証明書をもらうことにしましょう。玉紀さんも「王道は大事、一度体験してみるべし」と言うことだし。

 

3枚目はワンドの6。3か月間を締めくくるのが8月上旬に開催される阿佐谷の七夕祭り。みんなで楽しく占いのイベントを盛り上げることができたらいいのですが。ふらふら旅を続ける根無し草のような生き方をしつつ、帰る場所がいて気の合う仲間もいるなんて、理想の人生です。

 

そして、セッション後の玉紀さんとの雑談で、夏至のイベント企画が誕生しました。私は物語欲が強いので延々とインナーチャイルドカードのセッションを受け続けています。自分の物語だけでなく人の物語も聞いて、語り合いたい。水商売の女性に恋して殺してしまったり、ホストにハマって身を持ち崩すのは物語欲が暴走しているから。陽が極まって陰に転じる夜、物語欲の強い方々と濃厚な時間を過ごすことを夢見ています。

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