高齢期を迎える私に映画『ノマドランド』は大きな影響を及ぼしました。

https://bob0524.hatenablog.com/entry/2021/06/18/170853

真っ当に働いてきても住処を維持できるかは運次第。だからこそ開運のヒントも散りばめられています。

かねてから「歯は金運に直結」と書いてきましたが、『ノマド 漂流する高齢労働者たち』にはこうあります。

私が会ったノマドの多くは、歯が抜けているのは貧乏の証しだと恥じていた。カメラを向けると笑わないように気をつける人もいれば、歯が抜けているのがわかる写真を公表しないように頼んでくる人もいた。歯がステータス・シンボルになるのは悲しいことだが、国民の三人に一人以上が歯科治療をカバーする保険に加入していないアメリカでは、ある意味当然だ。

小金のあるノマドは国境を越えてメキシコで歯の治療を受けます。保険を使わなくてもアメリカよりずっと安いからです。トランプ大統領は「メキシコとの国境に壁を作る」と言ってましたが、そうされると困るアメリカ人も多いのです。ネットフリックスの開運番組『クィア・アイ』で欠けた歯を治して「心から笑えるようになった」というシーンを思い出しました。

見栄えさえ気にしなければ保険で歯が治療できる日本にいながら、歯の治療を放置しているのは自ら運を下げているようなもの。ただし、日本の歯科医は乱立しているので自分にあったところを見つける必要があります。

歯が痛くなってから駆け込むのではなく、かかりつけの歯科医を持ち、定期的に歯をクリーニング。金運アップの基本です。東洋占術の基本は人は生まれながらに平等ではないという残酷な現実ですが、歯の強さ弱さにも個人差があります。少々歯磨きをさぼってもなんともない人もいれば、几帳面に磨いているのに歯が弱い人もいます。歯が弱い替わりに別のギフトを得ているはずですから、とりあえず弱点である歯をケアしましょう。

独身の占い師でも婚活指南はできるし、子供がいなくても子育て相談に応じられます。むしろ独身、子なしだからこそ客観的な視点からアドバイスができるでしょう。しかし、歯が抜けている占い師が金運を語るしたら「自分を反面教師にして、こんなことにならないように」という教訓しか汲み取れないと思います。

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